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【巣箱へのこだわり】

画像は我が家の親鳥たちが、愛を育み卵を温めベビーたちを育てる大切な住まいである巣箱です。

 こちらは自家製ですがこの形に定着するまで何度も試行錯誤を重ね現在に至ります。

 初めて我が家にシロハラインコのベビーが孵った時は市販の巣箱を親鳥に与えておりました。でも、その形状は鳥本位ではなく、繁殖をさせてる人間本位の形のもの。

鳥たちが出入りする丸い穴や巣箱の面の

部分にガッチリとアルミなどの金属フレームが施されたタイプでした。

確かにそれでも繁殖は出来ました。

しかし、自然界の親鳥たちは自分たちで好きな形に巣箱を作り、齧ったりしてそこで

卵を産み育てます。自分たちの好みの場所で安心して子供たちを産み増やしたい親鳥。

その願いが叶わないフレーム付きの巣箱では人間たちにとっては

半永久的に使えそうな頑丈なもので

大掛かりな補修をすることもなく助かるのかもしれませんが、

それでは営利主義的すぎると感じました。

優先順位はどこでしょう?

あくまでも市販品の批判では無いつもりですが、、、

きっかけとなったのは

イギリスのプロのブリーダーたちから、

bad nest-boxと指摘されたり、専門書や欧米のブリーダーたちからの齧らせる=営巣させることの大切さをご教示頂くうちに

考え改め、健康で丈夫なシロハラインコに育てたいため、現在の形になったわけです。

 巣箱は産卵を経て育雛が済んだのちは

一時撤去しますが年間通してペアたちの好きな時に産卵につながるよう通常は寝床として使って貰えるようほぼ設置したままです。人間と共存したスペースでも繁殖してくれる鳥たちに少しでも自然界の鳥たちのような気持ちでいて貰いたい。

可愛いシロハラインコをご希望されるご家族様に可愛いベビーをお届けしたい一心と、鳥たちが自然な形で子供を産み増やすのは鳥たちにとって幸せな過程と思いますので・・それ故の鳥本位な巣箱です。 

​このような思いで、やっています。

 

 

 

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